強力サビ止めFluid Film

Fluid Film(フルイドフィルム)は、羊毛から抽出されたウール・ワックス(羊毛脂ラノリン)を配合した、環境にやさしく、経済性に優れた、浸透性防錆・潤滑油です。

Fluid Filmだからこそのメリット

コスト削減に貢献

防錆・防食成分の含有量が他の製品と比較して非常に高く、持続力の高い防錆効果が得られるため、利用することにより以下のようなコスト削減が見込めます。

  • 人件費

    長期防錆の場合、塗布回数が減らせるため作業時間の削減につながります。
    また、除去作業時間が短いため、作業時間の短縮にもつながります。

  • 材料費

    塗布回数が減りますので、使用量も減り、ムダなく使用することができます。

  • 保全費

    設備などを防錆した場合は、塗装などの頻度が下がります。長期的に見て、補修費用の削減につながります。

JIS規格に基づいた塩水噴霧実験

52日間 防錆効果の比較 フルイドフィルムと主要な競合製品との比較

1248時間の防錆持続力

各社製品を非コーティング鉄板に塗布、濃度5%の塩水を噴霧し、密閉された空間の中で防錆効果を比較した実験です。
海水の塩分濃度は3.5パーセントであるため、より過酷な状況の中で、フルイドフィルムは1248時間(52日)という防錆効果を発揮しました。
一般屋外環境では、半年の防錆効果を得ることができます。上記のProductB、C、Dはすべて米国製ですが、日本でも販売されています。

ウール・ワックス(羊毛脂ラノリン)を
配合した強力防錆剤

ウールワックス効果

フルイドフィルムは鉱物油をベースにウールワックスを加えたもので、ウールワックスが配合された場合の特長としては、

粘度が増す。
粘度が増すことによって、流れ落ちにくくなります。粘度が低い商品では難しい厚い被膜が形成可能になります。
耐水性が上がる。
屋外での雨・潮風に耐えられます。

ウールワックスは、はっ水性と金属との親和性・粘着性を高め、
優れた水置換性をもたらします

水置換性(金属面に付着した水分と油が置き換わること)
金属面に水分が付着していると油の付着を妨げ均一に塗布することが難しくなります。水置換性をもったフルイドフィルムは金属面にある水分をはじき出すことができます。

高い浸透性と潤滑効果も兼ね備えています

潤滑性
長期的に塗布膜が存在するため、潤滑効果も長持ちします。
浸透性

フルイドフィルムは細かいすきまなどにも浸透していきます。粘度が高いため、他社品のように素早くは浸透しませんが、じっくり浸透していくことにより、すきま箇所への潤滑効果があります。

浸透性の高さを示す実験 発生した錆に対する
高い抑制効果

フルイドフィルムは浸透性が高く、長年堆積したサビの下にまで溶液がしみこむことでサビの進行を防げます。

BEFORE写真ではNASを中央部分にしか塗布していませんが、AFTER写真では塗布した部分以外にも浸透しています。 浸透することにより、すでに錆びている金属であっても錆の進行を防ぐ働きをします。

Fluid Filmの安全性について

ROHS(ローズ)指令に対応
ROHS指令は、EU(欧州連合)に於ける電気、電子機器に含まれる特定有害物質を規制する法令、環境や人体への危険性を最小限に抑えることを目的とし、鉛やカドミウムなど6つの有害物質の使用量が規制されています。本防錆剤は、日本国内の規制に先立ち既に基準は満たしております。